価格の話。お値段についてですね。
まだ全然商売として成り立ってない私が話すのも何か違うなと思いますが、色々思ってきた考えてきた経験を元に。
「稼げる」というより「長く続ける為に」という観点になるのかな?参考になるのかわかりませんが・・・
私が価格を決める時はcreemaやminne見ながら大体の価格帯を把握してたりもしますが、私が一番大事にしている事がありまして、
それは「売れた!」という事は次の注文に備えて増産しなければいけないという事になります。
その売れる瞬間に「うわ、増産めんどいな」と思わない価格に設定する事です。
「コレ売れたら増産しなきゃいかんのか、めんどいな」と思うと「売れてくれるな!」という商売人にとってありえない感情がよぎってしまいます。ありえないです、意味わからん。
ちょくちょくオーダーをいただいている手染めの楽器キーケースも始めた頃から比べるとかなり価格が上がっています。初期にご購入いただいた方、金額だけ見るとラッキーです😁
ただ、値段が安かった初期に不満がタラタラだったかというとそうではなく、徐々に「キッツイな」と思うようになりました。
そこからじわじわと上がっていくのですが、今の価格帯までいく途中の価格もその時はちゃんと納得できて作業ができていたように思います。
でも納得がいかなかったからと急に値段を上げるのも難しい物もあったりするので、基本的にはバージョンアップさせて「新作」の値段を自分がその時納得する値段にしていくようにしています。どんどん新作を出していけばそこに並ぶラインナップの価格帯は上がっていくし、新作を増やしていけば自分の技術も上がるはずです。
色んな工程を増やしていく中で時間をかけてこだわりを詰め込んでいくとまた「納得のいかない値段」にぶち当たっていく、その繰り返しですね😁
しかしながら私も新作が売れて増産する時に手間と時間と金額を考えて急に「うわっ」と思う感情が出てくる事もあります。その時はその時納得する値段に変更する事ももちろんありますし、その時は値上げ宣言もしません。
・いつ上げるかわからない。
・「今」の値段が一番安い
・新作は出てからすぐがチャンスかも
という事ですね🤩
その「うわっ」って思う瞬間や「めんどい」って思う作業工程も人それぞれでそれもまた個性なんだと思います。
販売される方、値付けも個性だと思って楽しみながら思い切って付けてみてはいかがでしょうか?
思ったことをツラツラと書いてはみたものの、まとまっているだろうか?🤔
でも価格の話がSNSで結構出てきてて色んな方の話を見てるとそのうちに
「安い値段で売りやがって、安いってイメージがついてしまうじゃないか!営業妨害だ!」
「こんなクオリティで高値付けやがって、全体のイメージが悪くなるじゃないか!営業妨害だ!」
ってな事を同じ人が大きな声で言うようになりそうな気もしますね、怖い怖い😓
その時は無視しましょう笑
革工房kimamamonoの気ままなクラフト生活
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